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Think Before,Look Around


メニュ戦術編

 サッカーの個人戦術で最も基本となるものが、この“Think Before,Look Around”である。いくらキック、トラップなどの個人技術がうまくても、この“Think Before,Look Around”の習慣が身についていなければ、実際の試合で良いプレーはできない。

[Think Before(ボールを受ける前に考える)]

これを直訳すると「前に考えろ」である。つまり、自分がボールを受ける前、ボールを受けたあとにどのようなプレーをすべきなのかを考えておくということである。ボールをもらってから次になにをしようかと考えていると、その間に相手に囲まれてボールを奪われてしまう。また、ボールを奪われなくてもプレーが遅くなるので、相手ディフェンダーに余裕を与えてしまい、味方のチャンスをつぶしてしまうことになる。

[Look Arund(周りを見ろ)]

 これは、グラウンドのなかでは常に周りの状況を見ておけということである。サッカーはチームスポーツであるから、周りを見ることのできない選手はチームの役割を果たすことができない。たとえば、ここでパスを出せば得点につながるというときに、ドリブルをしてしまってチャンスを逃すという場面は、ドリブルをした選手が周りを見ていなかったために起こる。

 良いプレーをするためには、周りの状況を見ておき、自分がボールをもらったら、得点するため、また、得点させないために最も良いプレーの方法を選択しなければならない。

 この“Think Before,Look Around”は簡単なようであるが、練習のとき常にこのことを意識していなければ、試合で無意識のうちに行えるようにはならない。

メニュ戦術編


出典 「サッカー個人技入門 基本テクニック&ポジション別戦術」加藤 久 監修大森 一伸 著