
サッカー戦術の『基礎常識』
戦術の土台になる5つの『基礎常識』
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サッカーをやるうえで,個々のプレーヤーが確実に身につけていないと試合にもならないという戦術の「基礎常識」がある。
たとえば、信号機のある横断歩道を渡るときに,誰でもまず信号を見て,その色に従って渡っていいのかどうかを判断している。こうした判断は,意識的になされるのではなく,無意識のうちに行われている。
ここで取り上げる戦術的な「基礎常識」も,同じようにすべて「無意識」のうちに行われていなければならない。サッカーには,このほかに意識的に行わなければならない戦術的行動,あるいは判断がたくさんあるからだ。そうした戦術的行動や判断は,この「基礎常識」がきちんと働いていないと機能しないものなのだ。
その意味で,これからとりあげる5つの「基礎常識」は,インサイドキックやヘディングなどの技術と同列に考えることができるだろう。
そして,選手としての成長を考えるなら,戦術的な「基礎常識」は,小学枚6年生ぐらいの段階で身についていないといけない。
少年チームの練習では,キックやヘディングはよく行われているが,こうした「基礎常識」がしっかりと指導されているだろうか。別に複雑でも,難しくもないのだが,これができているかどうかで,その後の選手の成長が大きく違ってしまうことを理解してほしい。
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出典 Jリーグをめざす!サッカー戦術編 編著 横浜マリノス