チームの守備戦術
オフサイドトラップのかけ方
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ボールをもった選手に対してのプレッシャーが成功のカギ
ボールを奪わずに相手の攻撃をストップする方法として,オフサイドトラップは今日のサッカーで主要な意味をもっている。しかし失敗すれば大きなピンチに陥ってしまうので,安易に使ってはならない。
どんなときにオフサイドトラップが使えるのか。それは,ボールをもった選手に対して味方のFWやMFでのプレッシャーがきちんとかけられて,相手のプレーの方向性(残された可能性)が明確に限定されているときだ。つまり,ボールをもった相手選手が縦にけるしかないような状況をつくりだせれば,そのときはオフサイドトラップのチャンスだ。ボールをもった選手にプレッシャーがかかっていないときに守備ラインを上げると,相手は余裕をもってオフサイドにならない方法で攻撃を組み立ててしまう。
オフサイドサイドトラップは,1人でも遅れると致命的なピンチにつながる。統制がとれていなければならないのだ。そのため,リーダーがどうしても必要になる。このリーダーの声やゼスチャーによる合図を信じて,即座に反応しなければならない。
個々の選手は,自分のマーク相手の近くにポジションをとり,しっかりとマークした状態から合図に従って押し上げる(図1)。
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図1 オフサイドトラップのかけ方 |
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ボールをもった選手が縦にしかけれない状況をつくり,合図によっていっせいにラインを押し上げる |
1つ忘れていけないのは,DFがラインを上げたら,相手はその裏のスヘースをつこうとするから,GKはそれに備えてポジショニングを変えなければならないということだ。やや前ぎみにポジションをとり,相手がけり込んできたらすかさず前進してこのボールを処理する。場合によっては,ペナルティーエリアを出てキックやヘディングをする。
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出典 Jリーグをめざす!サッカー戦術編 編著 横浜マリノス